組織を破壊する[サボタージュ・マニュアル]|あなたの会社にもスパイがいる可能性が!

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副業に関する関する情報
サボタージュ・マニュアル
  • 形式的な手順を過度に重視せよ。決断を早めるショートカットを許すな。
  • とにかく文書で伝達して、そして文書を間違えよ。
  • 重要な決定には会議を開け。
  • 準備を十分に行い、完全に準備が出来るまで実行に移すな。
  • 誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論しろ。
  • 出来る限り不備を指摘しろ。
  • 以前の会議で決まったことを再び持ち出し何度も問い直せ。
  • 行動するな。徹底的に議論せよ。
  • 常に些細な仕事から取りかかれ。重要な仕事は後回しにしろ。
  • コミュニケーションを阻害せよ。
  • 組織内にコンフリクト(対立)を作り出せ。
  • 士気をくじけ。

以前働いていた会社で、朝の会議が長かったり、どうでもいいことに完璧を求め、決裁を貰うのに何人もの印鑑を貰わなけれないけませんでした。

このマニュアルの存在を知った際に「スパイが紛れ込んでいたのか」と疑問が解消しました。

サボタージュ・マニュアルとして知られるものは、実際にはCIA(アメリカ中央情報局)が冷戦時代に製作した一連の文書のことを指しています。

これらの文書は、異なる国や組織に対する秘密作戦や妨害活動のための手引きとして作成されました。

内容は、インフラストラクチャーや通信など、敵対的な対象に対してさまざまな方法で影響を及ぼす方法。

つまり、相手国にスパイを送り込み、内部崩壊させ経済的危機や政治的な混乱を引き起こすということです。

今回は優秀なスパイになるためのマニュアルを紹介します。

サボタージュ・マニュアル [管理者・上司向け]

管理者・上司向け
  • 業務の承認手続きを複雑にし、1人で承認できることも3人の承認を必須にしろ。
  • 重要でない業務は完璧に行うように要求せよ。
  • 重要な仕事がたくさんある時に限って会議を行え。
  • 重要な仕事はの能力の低い人間にまかせろ。
  • 会議中、言葉遣いを徹底的に正させて、長いスピーチを頻繁に行え。
  • 前回の会議で決まった問題を持ち出し、その決定を再検討するよう議論を蒸し返せ。
  • 出来の悪い部下を優遇して、優秀な部下を不条理に叱れ。

日本の企業で最も時間がかかるのが「決裁」です。

1つの決定を下すのに、何人もの人を中継するため時間がかかります。

しかし、海外ではリーダーが強い権限を持っていることが多く、出来るだけ早く決断し、上手くいかなければ学べることを学び次に進めるビジネスが根付いています。

理由は、彼らは決断が遅れるとライバル会社にビジネスを取られてしまう、または時代遅れるになることを知っているからです。

このように海外企業の流れを見ると、「サボタージュ・マニュアル」とは逆の行動をとっていることが分かります。

yoshi
yoshi

つまり、承認を簡略化、会議は少なく時間は短くしたらいいってことだね!

サボタージュ・マニュアル [従業員向け]

従業員向け
  • 最もらしい理由をつけてペーパーワークを増やし、ファイルの数を増やせ。
  • 道具や設備、機械のせいにして、より高性能な道具を要求しろ。
  • 指示の意味が理解できなかったふりをして、何度も聞き直せ。
  • 重要な書類を間違ったファイルに保存せよ。
  • 仕事は非効率に時間をかけて行え。
  • 自分のスキルや経験を新人に教えるな。

もっともらしい理由をつけて行動を遅らせ、本題とは違うことで時間を取っています。

結果、徹底的に非効率となり成果がどんどん遠ざかってしまいます。

以前、働いていた職場もファイルの数が膨大でどこに何があるのかわからない状態でした。

導入した資機材のほとんどがメーカーが異なっていたため、同じ機能を使いたいのに使い方が全て違いなどミスを誘うようでした。

このマニュアルを実行することで、他人の時間を奪い、アクションを遅らせることができます。

効率を上げるにはどうする?

効率を上げる方法!
  • サボタージュ・マニュアルとは逆のことを実行する。

サボタージュ・マニュアルは徹底的に非効率なマニュアルです。

組織の効率を上げたいのであれば、「逆」のことを実行に移すことで生産性が上がります。

決裁者の人数、会議を減らすことで計画から実行まで格段に早くなります。

日本人によくある行動として、アクションを起こす前に入念に会議をすることだと思います。

副業などにも言えることですが、まずはアクションを起こし失敗したら改善、アクションを起こすの繰り返しです。

今まで習ってきた「PDCAサイクル」では遅いと感じます。

何かを始める、効率を上げるにはやはり「行動」が1番ではないでしょうか。

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