金への投資が加熱する中、密かに「銀」投資が注目を浴びています。
金と比べると安価で手に入りやすいですが、2019年から2倍以上に価格が高騰。
新型コロナやウクライナ侵攻になど世界情勢が不安定になり、安全資産として「銀」も注目されています。
銀の特徴と埋蔵量
銀は自然界で生成される元素であり、主に宇宙空間での星の爆発や核融合反応によって生まれます。
地球上では、銀を直接「生成」することはできません。
つまり、銀の量は限られているってことだね!
- 地球上に存在するとされる銀の総量は約140万トンです。
- 現在の銀の埋蔵量は約40万トンとされており、これまでに採掘された銀の量は約100万トンです。
- 2019年の銀の埋蔵量は約105,596トンでしたが、新しい鉱山・鉱脈開発により増加し、2020年には約112,864トンが確認されています。
銀の埋蔵量は、新たな鉱脈の発見や鉱山掘削技術の進歩、そして銀相場の動きによって増減。
また、銀は工業用途が多く、その需要によっても価値が変動するため、埋蔵量の管理と利用は重要な課題となっています。
銀(Ag)は貴金属の一種で、以下のような特徴があります。
- 色と光沢
- 電気伝導性と熱伝導性
- 反射率
- 展延性
- 化学的性質
銀はその名の通り、美しい銀白色の光沢を持っています。
金属の中で最も電気伝導性と熱伝導性が高いとされ、電子機器や熱交換器などの工業用途に非常に有用。
可視光線の反射率も非常に高く、鏡や反射材としての用途に適しています。
金に次いで展延性が高く、非常に薄く延ばすことができます。1グラムの銀は約2200メートルにまで延ばすことが可能です。
銀はイオン化傾向が比較的大きいため、空気中で酸化しやすく、黒ずむことがあります。
しかし、他の多くの金属に比べてさびにくい性質を持っています。
特性 | 金(Gold) | 銀(Silver) |
---|---|---|
色 | 黄金色 | 白銀色 |
光沢 | 良好 | 非常に良好 |
電気伝導性 | 高い | 最も高い |
熱伝導性 | 高い | 最も高い |
密度 | 高い(19.32g/cm3) | 中程度(10.49g/cm3) |
融点 | 1,064℃ | 961.8℃ |
展延性 | 非常に高い | 高い |
市場価格 | 高価 | 比較的安価 |
主な用途 | 投資、宝飾品、歯科材料 | 電子機器、写真、宝飾品、貨幣 |
総合的に見ると、電気伝導性や熱伝導性などの物理的な性能では銀が優れているんだね!
そのとおり。でも、金はその希少性や化学的安定性により、特に投資や宝飾品としての価値が高いと言えるよ!
用途に応じて、どちらの金属が「優秀」かは変わるってことだね!
銀の価格推移
金以外にも銀の価格が上昇しているのを知っていますか?
2019年から2023年の銀の価格推移をみると約2倍の値段以上。
銀の価格は市場の需給バランスや経済状況、工業用途など様々な要因によって変動。
投資やコレクション、工業用途など、目的に応じて銀の価値を考慮することが重要です。
銀に需要はある?
銀は以下のような用途に広く利用されています。
- 工業用途
- 投資用途
- 宝飾品
- 銀器
銀は電気・電子機器の半導体、太陽電池、写真フィルム、接合用材料などに使用されます。
銀は小さな市場であるため、金ほど人気はありませんが、将来的な需要増加が予測されるため、投資用貴金属としても扱われます。
また、宝飾品としてもその美しさと手頃な価格から、アクセサリーや装飾品としても人気。
さびにく金属で比較的安価なため装飾品以外にも銀器としても使われています。
銀投資の未来
銀投資は、銀の価値の上昇を見込んで行う投資方法で、金やプラチナと並ぶ貴金属投資の一つです。
銀は金よりも価格が安定しにくいため、価格の変動幅が大きく、それによって大きなリターンを期待できる可能性があります。
- 現物の購入: インゴットや投資用銀貨などを購入し、価格が上昇したタイミングで売却して利益を得る方法です。ただし、銀は劣化しやすい性質があるため、保管には注意が必要です。
- 投資信託(ETF): 銀価格に連動する投資信託に投資する方法で、銀の現物を直接保有するリスクを負わずに投資が可能です。ただし、価格が下落した場合は損失が発生するリスクもあります。
- 先物投資: 将来の特定の期日に、事前に決められた価格で銀を売買する約束をする方法です。価格が期待通りに動けば利益を得られますが、逆の場合は損失を被る可能性があります。
銀投資のメリットとしては、少額から投資が可能であり、インフレのリスクに強いとされています。
一方で、価格変動によるリスクや景気の影響を受けやすい点がデメリットとして挙げられます。
金(Gold)と銀(Silver)は、それぞれ異なる特性を持ち、投資においてもその特性が重要な役割を果たします。
投資においては、金は安定性を求める長期投資に、銀は価格変動を利用した短期的な投機に適していると言えるでしょう。
また、銀は市場規模が小さく、価格が乱高下しやすいため、安定性を求める場合は金市場が安心という意見もあります。
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