欧州を代表する資産運用会社「Amundi」から「オールカントリー・高配当株」「オールカントリー・大型成長株」「インド株が登場しました。
「Amindi」とは欧州を代表する資産運用会社で、運用資産規模は世界10位。
今回設定された「オールカントリー・高配当株」は、世界各国の配当利回りが高い銘柄に分散投資し配当金を得るファンド。
通常のオルカンや日本株よりも高い配当利回りを期待できる、オルカン・高配当株」とはどんなファンドなのか解説します。
利回り脅威の3.8%「オールカントリー・高配当株」とは?
オルカンに投資をするといえばeMAXIS Slimシリーズが有名。
eMAXIS Slimシリーズは運用コストが安いけど、配当金がもらえないのが…
今回登場したオールカントリー・高配当株(アムンディ・インデクッスシリーズ)は年4回分配金が貰えます。
第1回決算日は、2024年11月20日。
全世界に分散投資できて配当金まで貰えるの!?
オルカン・高配当株の情報は以下になります。
連動指数 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス |
信託報酬 | 0.165% |
購入手数料 | なし |
予想配当利回り | 3.84% |
運用開始 | 2024年6月28日 |
販売会社 | SBI証券 マネックス証券 |
新NISA | 成長投資枠 |
「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス」は、先進国23カ国と新興国24カ国の株式で構成される「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」の中から、配当利回りに注目し、配当性向、配当の継続性、ROE、負債/自己資本比率、収益の変動性を勘案し銘柄を選択。
つまり、配当が良くて安全そうな銘柄を集めたってことだね!
オールカントリーの配当利回りが2.03%に対して、オルカン・高配当株は3.84%。
2019年〜2024年の5年間、100万円を投資していた場合、5年間で約23万円の配当金。
年間約4万円の配当金ってことだね!
最終的に評価額+配当金の合計が179万円という結果シミュレーションでした。
連動指数とオールカントリーを比べた場合、ETFだとオルカンの方が成績が良いことがわかります。
しかし、MSCI World High Diは配当金を抜いた成績になっています。
もしも、配当金を再投資した場合の成績だと、オールカントリーとの乖離もなく、さらに良い成績を収めていたのではないかと推測。
オルカン・大型成長株の違いは?どっちを買う?
オルカン・大型成長株の違いは、「配当を重視した投資」なのか「大型の成長株に投資し今後リターンを狙う投資」となります。
「オルカン・大型成長株」は、「オルカン・高配当株」と違い配当金はありません。
また、上位10銘柄を見るとオルカンとほぼ同じラインナップで割合が大きくなっています。
多くの投資家が「eMAXIS Slim全世界株式」へ投資していると思いすが。プラスで「オルカン・大型成長株」へ投資すると同じ銘柄、国への投資割合が大きくなり、分散効果が弱くなります。
また、高配当株ポートフォリオを自分で作ろうとすると、かなりの時間がかかります。
その点「オルカン・高配当株」は組み換えなど自動でやり、年に4回配当金も得られることからおすすめできます。
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