NISAとは、非課税で株式や投資信託などの資産運用ができる制度です。
NISA口座での購入ランキングは、楽天証券で人気の高い銘柄や投資スタイルを知るのに役立ちます。
本記事では、楽天証券のNISA口座での購入ランキング上位10位までを紹介します。
NISA口座での購入ランキングは、投資金額別や配当利回り別など様々な角度から銘柄を比較できるので、自分に合った投資商品を探すのに便利です。
また、楽天証券のNISA口座での購入ランキングは、楽天証券のスーパースクリーナーというツールを使って自分でカスタマイズすることもできます。
NISA口座での購入ランキングを参考にして、非課税で賢く資産運用を始めましょう。
1位:楽天・S&P500インデックス・ファンド
楽天・S&P500インデックス・ファンドの投資対象は、米国の大型株500銘柄に連動することを目指しているインデックスファンド。
この500銘柄は、S&P500指数と呼ばれる米国を代表する株価指数に選出されており、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。
銘柄数は、約500の銘柄に分散投資してるよ!
上位10社の保有比率は27.45%で、そのうち7社がテクノロジー分野の企業の分野になります。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 6.9% |
2位:マイクロソフト | 6.5% |
3位:アマゾンドットコム | 3.2% |
このファンドは2023年10月27日に設定されたばかりの新しいファンドです。
そのため、分配金利回りの実績がありませんが、基準価格、純資産は右肩上がりとなっています。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
信託報酬率は0.09372%と非常に低く設定されています。
さらに、2023年12月1日以降は信託報酬を0.077%に引下げを発表しました。
2位:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの投資対象は、日本を含む先進国および新興国の株式に投資するインデックスファンド。
主として、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
このインデックスは、世界の約50の国や地域の約3,000の銘柄で構成されており、世界の株式市場の時価総額の約85%をカバーしています。
銘柄数は、約3,000の銘柄に分散投資してるよ!
上位10社の保有比率は13.06%で、米国の企業に投資している割合は約6割となっています。
全世界株式だけど米国への投資が57.5%で、次いで日本へ5.4%投資してるよ!
上位3社 | 保有比率 |
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1位:アップル | 2.7% |
2位:マイクロソフト | 2.6% |
3位:アマゾンドットコム | 1.5% |
このファンドは2023年10月27日に設定されたばかりの新しいファンドです。
そのため、分配金利回りの支払い実績はありません。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
信託報酬率は0.05775%と非常に低いです。
さらに、2023年12月1日以降は信託報酬を0.0561%に引下げを発表しました。
3位:eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)の投資対象は、日本を含む先進国および新興国の株式に投資するインデックスファンド。
主として、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
このインデックスは、世界の約50の国や地域の約3,000の銘柄で構成されており、世界の株式市場の時価総額の約85%をカバーしています。
銘柄数は、約3,000の銘柄に分散投資しています。
上位10社の保有比率は13.06%で、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドと同じく上位10社のうち、2社が新興国の企業となっています。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 2.7% |
2位:マイクロソフト | 2.6% |
3位:アマゾンドットコム | 1.5% |
- 台湾積体電路製造は、半導体の製造を行う台湾の企業で、世界最大のファウンドリー(受託製造)企業。
- アリババ・グループ・ホールディングは、中国の電子商取引やクラウドコンピューティングなどの事業を展開する巨大企業。
2018年から2023年11月までの平均的な利回りは約13.91%になります。
しかし、この数字は税金や手数料など考慮していないため投資成果を保証する数字でがありません。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
信託報酬率は0.05775%と非常に低くなっています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、新興国の株式にも投資しています。
4位:eMAXISSlim米国株式(S&P500)
投資対象:eMAXISSlim米国株式(S&P500)は、米国の大型株500銘柄に連動することを目指しているインデックスファンド。
主として、S&P500インデックスマザーファンドへの投資を通じて、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に採用されている米国の株式に投資を行います
この指数は、米国を代表する株価指数であり、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。
銘柄数は、約500の銘柄に分散投資しています。
上位10社の保有比率は28.9%で、テクノロジー分野の企業に大きく投資しています。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 6.9% |
2位:マイクロソフト | 6.5% |
3位:アマゾンドットコム | 3.2% |
このファンドは2018年7月に設定されました。
2023年11月までの平均的な利回りは約10.17%になります。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
信託報酬率は0.09372%と非常に低いです。これは、S&P500指数に投資できるインデックスファンドの中では最も安い水準です。
5位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドの投資対象は、米国の株式市場全体に幅広く分散投資するインデックスファンド。
主として、楽天・全米株式インデックス・マザーファンドを通じて、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに投資します。
このETFは、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指しています。
このインデックスは、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、投資可能な銘柄のほぼ100%で構成。
銘柄数は、約4,000の銘柄に分散投資してるよ!
上位10社の保有比率は28.9%で、上位10社のうち、6社がテクノロジー関連の企業。
上位3社 | 保有比率 |
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1位:アップル | 6.4% |
2位:マイクロソフト | 5.5% |
3位:アマゾンドットコム | 2.7% |
このファンドは2017年9月に設定されています。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
2023年11月までの平均的な利回りは約8.38%で、信託報酬率は0.162%と低いです。
6位:iFreeNEXTインド株インデックス
iFreeNEXTインド株インデックスの投資対象は、インドを代表する株価指数であるNifty50インデックス(配当込み、円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行うインデックスファンド。
このインデックスは、インドの株式市場の時価総額の約60%をカバーする50の銘柄で構成されており、インドの経済動向を反映しています。
銘柄数は、約50の銘柄に分散投資しています。
上位10社の保有比率は58.2%。
レライアンス・インダストリーズは、石油化学、石油精製、通信、小売など多岐にわたる事業を展開するインド最大の企業
上位3社 | 保有比率 |
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1位:レライアンス・インダストリーズ | 11.05% |
2位:ハドソン・ベイ・カンパニー | 9.97% |
3位:インフォシス | 7.56% |
iFreeNEXT インド株インデックスは、情報技術(IT)分野の企業に投資しています。
上位10社のうち、3社がITサービスやソフトウェア開発を行う企業。
このファンドは2023年3月に設定されたため、分配金の支払いがありません。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
しかし、2023年11月までの累積リターンは約27.32%で、信託報酬率は0.473%となています。
インドは、世界で最も人口の多い国の一つであり、経済成長に伴って中間層の拡大や都市化が進んでいます。
これにより、インドの国内消費市場は大きな潜在力を持っており、金融や消費財などの分野の企業は、インドの経済成長に連動する利益を得る可能性があります。
7位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、日本を含む全世界の株式市場の動きをとらえることを目指して、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
このインデックスは、米国、欧州、日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式を含み、その数は約8,000銘柄にもおよびます。
銘柄数は、約8,000の銘柄に分散投資しています。
上位10社の保有比率は14.1%で、テクノロジー分野の企業に大きく投資しています。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 6.4% |
2位:マイクロソフト | 5.5% |
3位:アマゾンドットコム | 2.7% |
このファンドは2017年9月に設定されました。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
2023年11月までの平均的な利回りは約13.28%で、信託報酬率は0.162%となっています。
8位:eMAXISSlim先進国株式インデックス
eMAXISSlim先進国株式インデックスの投資対象は、日本を除く先進国の株式市場に幅広く分散投資するインデックスファンド。
主として、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に採用されている約1,200の銘柄に投資を行い、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果を目指して運用を行います。
このインデックスは、米国、欧州、日本などの先進国株式をカバーし、投資可能な銘柄の約85%を構成しています。
銘柄数は、約1,200の銘柄に分散投資してるよ!
上位10社の保有比率は67.9%で、米国のテクノロジー分野の企業に大きく投資しています。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 6.79% |
2位:マイクロソフト | 6.38% |
3位:アマゾンドットコム | 3.13% |
このファンドは、2018年7月に設定されたファンドになります。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
2023年11月までの平均的な利回りは約9.47%で、信託報酬率は0.09889%。
9位:eMAXISSlim全世界株式(除く日本)
eMAXISSlim全世界株式(除く日本)の投資対象は、日本を除く先進国および新興国の株式市場に幅広く分散投資するインデックスファンドです。
主として、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に採用されている約2,600の銘柄に投資を行い、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果を目指して運用を行います。
このインデックスは、米国、欧州、アジアなどの先進国株式に加えて、中国、インド、ブラジルなどの新興国株式を含み、投資可能な銘柄の約85%を構成しています。
銘柄数は、約2,600の銘柄に分散投資してるよ!
上位10社の保有比率は15.6%で、日本を除くことで、米国の株式の比率が高くなり、日本の株式市場の動向に影響を受けにくくなります。
上位3社 | 保有比率 |
---|---|
1位:アップル | 4.5% |
2位:マイクロソフト | 3.6% |
3位:アマゾンドットコム | 1.7% |
このファンドは2018年3月に設定されています。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
2023年11月までの平均的な利回りは約13.28%になります。
経費率は0.05775%と非常に低いです。
結局、「eMAXISSlim全世界株式(除く日本)」「eMAXISSlim全世界株式」はどっちが優秀なの?
両者を比べてみると運用成績に大きな差はありませんでした。
eMAXISSlim全世界株式(除く日本)のトータルリターンが+10.2%。
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)のトータルリターンが10.66%となっています。
10位:iFreeNEXTFANG+インデックス
iFreeNEXTFANG+インデックスの投資対象は、米国の株式(DR(預託証券)を含む)に投資し、投資成果をNYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行うインデックスファンド。
この指数は、米国のテクノロジー・メディア・インターネット・消費者分野の代表的な10銘柄(フェイスブック、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル、アリババ、バイドゥ、エヌビディア、テスラ、ツイッター)で構成されており、これらの銘柄の株価動向を反映しています。
銘柄数は、10の銘柄に分散投資しています。
上位3社 | 保有比率 |
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1位:メタ・プラット・フォームズ | 10.2% |
2位:アップル | 10.10% |
3位:ブロードコム | 10.0% |
このファンドは2023年3月に設定されたため、分配金の支払いがありません。
引用:楽天証券「NISAランキング(積立物件)」
しかし、2023年11月までの累積リターンは約27.32%になります。
iFreeNEXTFANG+インデックスの経費率は0.7755%と設定されています。
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